「難聴の人でもテレビが聴こえやすくなる」とテレビでも話題のミライスピーカー。
ミライスピーカーを作っているメーカー「サウンドファン社」ってどういう会社なの?
聞いたことない会社だけど、あやしい会社じゃない?大丈夫なのかな?
と思う人も多いのでは
と、いうことでサンドファン社について調べました!
サウンドファンは2013年に創業したシニアベンチャー
サウンドファンが会社として創業したのは2013年。2022年現在、創業9年のまだ若い会社です。
父親の難聴をなんとかしてあげたい創業者の佐藤 和則さんと、元JVCケンウッドでオーディオの研究開発をしていた技術者の宮原信弘さんで立ち上げたシニアベンチャー。
ベンチャーときくと若い人たちのイメージが強いですが、定年退職されたシニアの方々で新しい市場へ挑戦するのってかっこいいですよね!
サウンドファンの創業者は佐藤 和則さん
佐藤 和サウンドファンの創業者は佐藤 和則さん。
富士ゼロックス、サン・マイクロシステムズ、デル、アスクル、コンサルタント等を経て、2013年10月にサウンドファンを創業されました。
外資や有名企業を渡り歩いてきた優秀な方ですね
父親が難聴になってしまい難聴を緩和したいという思いから、元JVCケンウッドの技術者だった宮原信弘さんと共に「難聴者の方にも聴こえやすいスピーカー」に注目しミライスピーカーの原点になる製品を開発。
たくさんの方に使ってもらおうとサウンドファン社を立ち上げました。
その後、宮原さんと同じく元JVCケンウッドの凄腕技術者だった坂本良雄さんもサウンドファン社に参画。
宮原さんはオーディオ、坂本さんはスピーカー筋で研究開発されてきたいわばオーディオ界隈のプロたち。
現在のミライスピーカーホームに向けてパワーアップしていきます。
CDプレイヤー1号機開発、ハイエンドオーディオ機器、 デジタルコードレス電話、携帯電話、F1自動車レース無線通信、FMトランスミッタ、光マイク等イスラエル企業との共同開発など、開発実績多数。
JVCケンウッドでスピーカー生産技術担当、スピーカー開発担当及びデバイス開発を担当。取得特許は300件を超える、音響領域の技術者としては第一人者と言われている
元JVCケンウッドの凄腕技術者 坂本 良雄さんのすごさ
開発の中心を担っている坂本良雄さんは退職前は音響メーカー・JVCケンウッドの開発者。
坂本さんは、退職までに300もの特許を取得し「ケンウッドに坂本あり」と言われた凄腕の方です。
音響領域の技術者としては第一人者といわれています。
2015年9月サウンドファンに参画。サウンドファン執行役員を経て現在は技術フェローになっています。
2022年現在、76歳。
蓄音機からヒントをえて、特許の曲面サウンドを開発。
オーディオ業界100年の歴史に風穴を開けるような新しい発見となっています。
特許の数もすさまじいですが、ずっと音響の技術畑にいた方なので音響の知識・知見は折り紙付き
もちろんミライスピーカーも特許を取得しています!
2022年現在、すごい面々が役員に!
様々な業界のトップランカーたちが、ミライスピーカーのビジネスモデルに共感し、参画されています。
元々の会社で社長や重役などを経験された方々が多くいらっしゃる事からもミライスピーカーの将来性がうかがえますね!
公式サイトの役員一覧が圧巻なので、参画している人たちを見てみてください。
公式サイト 役員紹介ページ
ミライスピーカーの特許「曲面サウンド」
ミライスピーカーは「曲面サウンド」という特許を取得しています。
従来のスピーカーは、すり鉢状の振動板によって音を発生させていたが、ミライスピーカーは湾曲型の振動板を採用。
100年以上変わらない従来の空気を押し出すコーン型スピーカーとは異なり、湾曲させた振動板全体から音が飛び出す構造により、広い範囲に特殊なエネルギーのある音を生成することができる新技術です。
100年ほぼ変わっていない従来型スピーカーの音の出し方とは全く異なる、新しいタイプのスピーカーなんですね。
曲面サウンドを利用したミライスピーカーでは以下のような特徴があるんです。
- 一般的なスピーカーとミライスピーカーで同じ音量・同じ距離で再生した際、難聴の人でも聴き取りやすい
- 距離が離れていても遠くまではっきりと届きやすい
補聴器を必要としている人たち・難聴の人たちと定期的な視聴会やヒアリングのテストを繰り返し、難聴の人でも”聞こえやすい音”のクオリティを追求し現在のミライスピーカーホームにたどり着きました。
ミライスピーカーの開発背景
ミライスピーカーの開発背景は、創業者の佐藤和則さんの父親の難聴を緩和したいという思いからきています。
佐藤さんが色々調べていく中で、音楽療法を研究する大学教授の話を聞いた際「普通のスピーカーでは音を聴き取りづらい人も蓄音機の音なら聴こえるそうです」という言葉を聞いた際に
ラッパのカーブに秘密があるのでは?
と思い研究がスタートしました。
試行錯誤を繰り返し、試作機を完成させ父親に聴いてもらった所
補聴器を外しても聴こえる!
という喜ばしい結果となりました。
新たな仲間として、元JVCケンウッドでスピーカーを専門で開発していたオーディオのプロ坂本さんが加わり、効果を検証するために、さまざまな場所で視聴テストを繰り返しデータを集めました。
2015年にミライスピーカーの商品化の原点となるものの販売を開始したという流れです。
詳しくは公式サイトの「創業ストーリー」ページでとても分かりやすく紹介されているので、気になる方はご覧になってみてください。
父親の難聴をなんとかしたいという思いから、解消する商品を作り上げたというのが素晴らしいです!
ANA、JRなど企業での導入事例も多数!
大手企業でも多数採用されているのですが、中でも目立つのがANAとJRでしょう。
空港でのアナウンスやJR駅構内での案内などに利用されています。
パブリックな場でも利用されているので効果は折り紙付き。導入箇所も増えています。
法人向け商品のMOBYも、野村證券、第一生命、マルイなど数々の企業に導入されています。
販売数量も急上昇!月1万台ペースへ
2020年にミライスピーカーホームの発売を開始し、売り上げ数は右肩上がり。
直近では1カ月1万台ペースで売れているんです!
月1万台ペースって、凄すぎじゃないですか・・・
2020年5月発売以来、主にテレビの聞こえにお困りのご家庭向けに「ミライスピーカー・ホーム」の販売を、EC販売を中心に行っております。発売開始から約1年9ヶ月で5万台の販売に成功し、直近は、月間販売台数1万台のペースとなっております。
出典:公式サイト 2022年1月27日のリリース記事「ミライスピーカー・ホーム」販売台数5万台突破!」より
ちなみに2022年4月現在、公式サイトの販売数が6万台に変わっていましたので、とても好調に販売数が伸びているようです。
確かな技術力と難聴者の方への視聴会を繰り返して製品化されているので、商品的にも間違いありません。
公式サイトからの購入だと60日間の返品保証が付いているので、安心して購入できます。
効果を感じられなかったら返品OK!
全額返金してもらえます
ANKERの日本法人を立ち上げた元社長も参画
USB充電器やモバイルバッテリーなどで有名なANKER。今やコンビニにも普通に並ぶほどの知名度になっていると思います。
ANKERの日本法人を立ち上げて売り上げを200億円以上に成長させた手腕のある元社長の井戸義経さんも社外取締役としてサウンドファン社へ参画。
海外展開も視野に入れて、さらに事業をスケールアップする方向との事なので、ますます目が離せないですね。
サウンドファン社は技術力もあり、これからの成長も楽しみな会社
ご紹介してきた通り、サウンドファンは独自の特許技術もあり、これからの成長もとても楽しみな会社でした。
サウンドファン社が自信をもって販売しているミライスピーカー ホームを中心に「音のバリアフリー」を目指してこれからも成長を続けていくことでしょう。
ミライスピーカーの口コミや評判の調査をし、実際に使用したレビュー記事も読んでみてください。
ミライスピーカーの歴史
2013年10月 | 創業者 佐藤和則が東京都に株式会社サウンドファンを設立 |
2015年01月 | 「サウンドファン」商標登録 |
2015年10月 | 第1号機種「ミライスピーカー(R)・ボクシィ(Boxy)」を発売 |
2015年11月 | 「ミライスピーカー(R)」商標登録 |
2017年03月 | 第3号機種「ミライスピーカー(R)・ Curvy」を発売 |
2017年04月 | 第2号機種「ミライスピーカー(R)・Boxy2」を発売 |
2018年10月 | 山地浩が代表取締役社長に就任 |
2019年01月 | 1月法人向け機種「ミライスピーカーMoby」を発売 |
2020年05月 | 第4号機種「ミライスピーカー(R) ・Home」を発売 |